こんにちわ。ririkoです。
女性の皆さん、もちろん男性の方もお風呂上りに化粧水を使う方が多いと思います。
そんな化粧水ですが、値段は様々…プチプラと言われるものから万単位のものまでありますよね?
そこでプチプラ化粧水について、実際使用し、成分的にはどうなのか、使って大丈夫なのかという疑問を解消していきたいと思います。
化粧水の働きとは
まず、基本に戻り、化粧水とは何なのか?という事から見ていきましょう。
化粧水とは、皮膚を保湿し、整え、滑らかにする機能を持つ透明液状を呈した化粧品である。水分や保湿成分を補給する。洗顔料の後に使用し、美容液の前に使用する。
すなわち、お肌を保湿するものですね。
子どもの頃は化粧水なんてつけていませんでしたが…やはり大人の肌には必需品です。
私は数年前、肌に吹き出物ができてなかなか消えてくれず、皮膚科に通っていた時期がありました。
吹き出物だったので〈脂漏性湿疹〉だろうと診断され、ニキビのお薬をもらって頑張って塗っていたのですが良くなりませんでした。
最終的に分かったのですが、肌の乾燥が吹き出物の原因だったのです。
その後、しっかり化粧水で保湿し始めたら吹き出物が消えてきたのです。その経験から、お肌の保湿はすごく大切な事なんだと身に染みて分かりました。
[quads id=1]
どんな成分が入っているのがいいの?
そこから化粧水について色々勉強してきましたが、化粧水の成分のほとんどは水になります。
だったら、「水を塗っておけばいいんじゃない?」とも思いますが、それは違います。
化粧水には70~80%を占める主成分の基材となるものと、保湿や美白等の機能的な働きをする成分を見ることがポイントとなってきます。
基材について
代表的な基材には【グリセリン】【BG】【DBG】【エタノール】等があります。
まず、この基材ですが、肌に刺激があるものもいくつかあります。
敏感肌の方はもちろん、普通の肌の方には刺激が無いほうがもちろんいいと思います。
そこで、敏感肌や普通肌の方におススメの基材とはいったい何か?と言いますと…
★グリセリン
★BG
の2つになります。
エタノールを含む化粧水も多くありますが、このエタノール、お肌を乾燥させてしまう可能性が大きいので特に乾燥しやすい方は注意したほうが良さそうです。
有効成分について
次に、有効成分についてお話ししていきます。
有効成分とは、保湿・美白・アンチエイジング・抗炎症作用等があります。
その中でも、保湿成分にこだわる事が大切になってきます。
その保湿成分の中でも注目するべき成分が【セラミド】です。
セラミドは肌の角質層で、細胞と細胞の中でスポンジのように水分や油分を抱えこんでいるような存在( 細胞間脂質)です。
肌や髪のうるおいに欠かせない働きをします。
肌の角質層は角質細胞が何層にも重なってできており、その一つ一つを接着しているような状況です。
セラミドは細胞間脂質の主成分にあたり約半分の50%を占めています。もともと体内にある成分で、肌にうるおいを与えます。
要するにセラミドが不足してしまうと、お肌が乾燥してしまいます。
また、お肌を守るバリア機能が弱まり、雑菌などが侵入してしまい、肌荒れを起こすこともあります。
潤いを守り、健康な肌を作るためにはセラミドの存在がかかせないのです。
セラミドにもいくつか種類があり、大きく分けると
★天然セラミド
★合成セラミド
の2つにわけることができます。
天然セラミドは、動物や植物に含まれるセラミドになります。
合成セラミドは、ヒト型セラミドと疑似セラミドというものになります。
その中で、人間の肌に存在しているセラミドはその名の通り【ヒト型セラミド】です。
セラミドの中でもヒト型セラミドが入っている化粧水を選ぶと良いのです!
ヒト型セラミドは、セラミドの次に数字が書かれているものになります。
例えば、セラミド1、セラミド2などと表記されています。
がしかし、このヒト型セラミドは効果も高いのですが価格もお高いので、なかなかプチプラ化粧水には入らないことが多いです。
[quads id=1]
実際に試したプチプラ化粧水①
それでは、私が実際に試したプチプラ化粧水を紹介していこうと思います。
まず、一つ目はロート製薬の【肌ラボ 極潤ヒアルロン液】です。
肌が本当に求めるうるおいを追求した、「極潤」。うるおい成分であるヒアルロン酸にこだわり抜き、必要のないものはできる限り削ぎ落として、配合成分と容器をシンプルにしました。
「極潤ヒアルロン液」は、 3種類のヒアルロン酸(うるおい成分)*を配合。うるおいをまっすぐに肌に届けるために作ったシンプルな化粧水。たっぷりうるおい、吸いつくようなもちもち素肌に。
≪全成分≫
水、グリセリン、加水分解ヒアルロン酸(ナノ化ヒアルロン酸)、アセチルヒアルロン酸Na(スーパーヒアルロン酸)、ヒアルロン酸Na、PPG-10メチルグルコース、コハク酸2Na、ヒドロキシエチルセルロース、コハク酸、メチルパラベン
化粧水は配合成分が多い順から成分が書かれるので上記2つがほぼ基材の成分と言えます。
こちらの商品は、成分を見ますとセラミドは入っていませんね。
ただ、保湿成分としてヒアルロン酸は数種類入っています。
ヒアルロン酸は非常に保水力が高く、1gで6リットルもの水をためこむことができると言われます。
実際に使った感想ですが、敏感肌よりの私でも刺激を感じず、ややトロっとしたテクスチャーが特徴で潤いが長時間続きました。
ただ、トロミがあるためか化粧水をつけてすぐパウダーファンデーションを塗るとよれやすいです。
なので、ファンデーションを塗る直前の使用は避けたほうがよさそうです。
(トロミがあるかどうかはこれは好みの問題ですが)
夜に使う化粧水としてはコスパがとてもいいと感じました(^^♪
実際に試したプチプラ化粧水②
次に使用したプチプラ化粧水は、【菊正宗 日本酒の化粧水 高保湿】です。
うるおいを与えて肌の状態を整える日本酒 ※(コメ発酵液・保湿成分)配合の化粧水です。保湿効果の高いアミノ酸(グルタミン酸・アルギニン・ロイシン)とセラミドをさらにプラスしました。
この化粧水ですが、なんと容量が500ml入っているのです!!
実は私、あまりに大量に入っている化粧水は若干怪しいな、と感じていたんです(^^;
だって、大量に入っているのに安いってことは成分もイマイチなんじゃないかな?って。
でも、そんなことはありませんよ(^^)
≪成分≫
水、グリセリン、BG、コメ発酵液、グルタミン酸、アルギニン、ロイシン、セラミド3、セラミド6Ⅱ、プラセンタエキス、アルブチン、グリチルリチン酸2K、ダイズタンパク、マルチトール、メチルグルセス-10、PEG-60水添ヒマシ油、ヒドロキシエチルセルロース、(スチレン/アクリル酸アルキル)コポリマーNa、クエン酸、クエン酸Na、フェノキシエタノール、メチルパラベン、香料
先ほどの肌ラボ 極潤よりは配合成分が多めですね。
コメ発酵液とは、お米を発酵させて抽出して作られたエキスで、ビタミンや、アミノ酸などが含まれており保湿機能の高い成分です。
この化粧水には、セラミドが含まれています。
他にもプラセンタエキス(潤い・抗酸化作用)、アルブチン(美白効果)、グリチルリチン酸2k(抗炎症効果)も含まれており、プチプラ化粧水にしては美容成分が豊富だと思います。
何より大容量!確か一本使い切るのに5か月は持ちました!!
[quads id=1]
実際に試したプチプラ化粧水③
3つ目に試したプチプラ化粧水は、【素肌しずく ぷるっとしずく化粧水】です。
濃密浸透ヴェール、3つの効果
肌にのばすと力が加わることにより美容液成分(保湿成分)を放出。ぷるっとしずくに
美容液成分(保湿成分)をぎゅっと凝縮!!
1本で美容液効果も。
こちらの化粧水は、上記2つの化粧水よりも、トロっとしたテクスチャーが特徴です。
そのトロミには秘密があって、ギュッと美容成分が詰まっていて、お肌にのせるとサラサラと水のようになじんでくれるのです。
【成分】 水、グリセリン、BG、ジグリセリン、プラセンタエキス、加水分解ヒアルロン酸、加水分解ヒアルロン酸アルキル(C12-13)グリセリル、ヒアルロン酸ヒドロキシプロピルトリモニウム、加水分解コラーゲン、水溶性コラーゲン、セラミド2、ユビキノン、水溶性プロテオグリカン、ペンチレングリコール、(PEG-240/デシルテトラデセス-20/HDI)コポリマー、キシリトール、メチルパラベン、エチルヘキシルグリセリン、クエン酸Na、PEG-20、ポリソルベート20、クエン酸、PPG-4セテス-20、フェノキシエタノール、DPG、水添レシチン
赤字で示した成分が機能成分になっていますが、特にプラセンタに力を入れており、動物性プラセンタと海洋性のマリンプラセンタの2種類が配合されています。
機能としては『張り・弾力・保湿・美白』です。
メーカーさんによると、これ1本でも乳液やクリームもいらない位、潤うそうです!
実際、私が使用してみた感想ですが、しっかりしたトロミ化粧水で潤いは抜群でした(^^)
結局、どれがおススメ?
以上、3点のプチプラ化粧水(どれも1000円前後で購入できるはずです。)を使用してみた私の見解は・・・
化粧水を使用した後にすぐにファンデーションを塗りたい方は、水っぽい化粧水の方がお勧めな気がします。
なぜなら、トロミのある化粧水を付けた後にファンデーションを塗るとよれができてしまう場合があるからです。
そのため、私の場合は、夜お風呂あがりに【肌ラボ 極潤ヒアルロン液】か【素肌しずく ぷるっとしずく化粧水】を付けて、
朝、お化粧する前には【菊正宗 日本酒の化粧水 高保湿】を使っています。
ひとつ、今現在、私は【菊正宗 日本酒の化粧水 高保湿】を朝に使用していますが、夜にこれだけだと物足りないかなとも感じます。
なので、乳液かクリームを重ねて塗るのがおススメですね(^^♪
全体的に、頻繁に使うのはサラリとしたタイプが好きなので【菊正宗 日本酒の化粧水 高保湿】の出番は多いです。
今回紹介したプチプラ化粧水は、敏感肌の私にも問題なく使えましたし、成分的にも優しく機能的にも◎なので、どれを使用してみてもいいと思います。
まとめ
以前はお値段高めの化粧水を使用していたのですが、化粧水の勉強をしてみて、高くても刺激になるような成分が入っていたり、高いからいいとも言えないのが化粧水の世界だということが分かりました。
もちろん、価格と成分が比例しているものもたくさんあります。
最終的には、自分が満足できるかという事も大切なので、価格が安ければいいという事とではありませんが、子育て中の忙しい今、プチプラで済むなら有難いのが私の現状です。
ご興味がある方、参考になれば幸いです。
コメント